DOCTOR WHO EXPERIENCE & TARDIS SET TOUR in CARDIFF Nov/2013 part 2


マット・スミスの手形。実はこれも見たかった(苦笑)

「後はDWEまで歩いて帰ってね」と、BBCスタジオの外に放り出され(笑)居残り5人で話しをしながら会場に到着すると、な、なんだぁ!?小学生の大群が玄関にひしめいているっ!?(汗)社会見学でDWEに来るのっ!?
「あなた達、ターディス・ツアーの参加者?だったら、この子達より先に入れてあげるから、早くここを通って!ちょうど始まったばかりだから!」
と、小学生を押しのけ、場内に放り込まれました。

中ではちょうどスクリーンで11thドクターの映像が始まったところでした。ターディス・ツアーの参加者以外にも大勢の来場者がいてビックリ。平日の朝でもこんなに来るの??

そしてスクリーンに時空の裂け目が開いて、中に入ると・・・と、ここから先は、実際に行ってのお楽しみなので詳しくは書きませんが、以前のDWEは単純に衣装や小道具を展示するだけのエキシビジョンでしたが、今は11thドクターの映像に誘導され、まさに「ドクター・フー」の世界を「エクスペリエンス(体験)」できる内容となっていました。これは子供たちは楽しいだろうなぁ。えっ?大人はどうかって?まあ、ここでしか見られない11thドクターの映像をお楽しみに(笑)

約30分の体験型エキシビジョンの後は、ドクターの衣装や小道具が展示されたエキシビジョンへ。こちらは以前と同様ですが、会場が大きくなっただけに展示もBigger on the inside!(違う違う)


ボロボロになった10thターディスと、ボロボロにした張本人(笑)

50周年に合わせていたのかもしれませんが、歴代のターディスのコンソールもいくつか展示されるような規模で、中でも9th&10thドクターのターディスなんて、コンソール・ルームが(おそらく)撮影当時にかなり近い状態に再現されていて、これはちょっと感動します。しかもあのリジェネレーションでの爆発のせいで、展示されているコンソールもボロボロ。でもそれがよけいに本物らしくて良いんですよね(ちなみに、50thスペシャルに登場する10thドクターのターディスのシーンは、実際にここで撮影されたそうです。登場していたターディス、確かによく見るとボロボロなんだよね(苦笑))

他にも歴代ドクターの衣装やソニック・スクリュー・ドライバーなどが展示されていましたが、「あれっ?これだけ?11thの展示がほとんど無いじゃないの?!」と思いきや、実は2階にも展示があり、そここがまさに11thドクターの世界!

The Silenceのスペース・シップや、ミサイルに縛り付けられたIce Warrior、オズウィンの衣装と鎖につながれたダーレク、ベイビー・エンジェルや新型サイバーマン、そしてリバー・ソングの衣装、アメリア・ポンドのパジャマとコート。第7シリーズの衣装や小道具もたくさん展示されていて、うへへ、めちゃくちゃ楽しい(笑)


Asylum of the Daleks

そんな中で見つけて、すっごく嬉しくなってしまったのが、このドクターのコッド(ゆりかご)!!


ドクターのファースト・スター

「A Good Man Goes to War」で、ドクターがメロディのためにターディスから運んできたあのコッドです。どうしてこれがそんなに嬉しいのかって?だって、このコッドで揺れているのがドクターのファースト・スターなんですもん。

他にもドクターの台本やバックパスの展示があったり、メイク・ルームを再現したコーナーではヘア・メイク中のマット・スミスのスナップなんかもあって、以前はこうした制作サイドの展示は無かったので、けっこう楽しめました。

DWEのオフィシャル・サイトには「展示は1時間程度で見られます」と書いてあって、それを目安にロンドンへの鉄道の予約を入れていたのに、とてもじゃないけど時間が足りませんでした(苦笑)

おまけに先程の小学生の団体が後から追いついてくるから、余計に焦る(笑)

でも、そんな6歳くらいの子供たちも、「わぁ、10thドクターのコンソールだよ!」とか、「クララの衣装だ!」と、めちゃくちゃ楽しそう。やっぱりドクターは子供達のヒーローだねぇ。ギーク(おたく)の為のドラマじゃないんだよ。

最後にショップに寄って外に出ると、ロビーではBBCラジオ・ウェールズが生放送中。なんでも50周年記念として、DWEからの生放送をちょうどその日からスタートさせていたそうです。


ロビーに置かれていたガチャガチャ
日本でも売ってよ!トミーさんっ!

と、こんな感じのカーディフ弾丸旅行が終わり、ロンドンに帰ってからはダンナさんと待ち合わせてWhite DenimというUSバンドのライブに出かけました。

ライブの合間に撮影してきたターディスの写真をダンナに見せていると、ダンナの隣にいたイギリス人男性がいきなり「ターディスだっ!!それ、ターディスだろ!?」と大騒ぎ。

「どこで見て来たの?ロンドン?」
「カーディフだよ」
「やっぱりカーディフかぁ。(隣の連れに)見えよ、見てよ!ターディスだよ!」
と、笑えるほど盛り上がってくれたのでした。

そしてダンナはこの男性に「よおっ!TARDIS MANっ!!このバンド、最高だよな!!」と、ヘンなあだ名をつけられてました(笑)


DWEはカーディフの一大産業なんですよ