DOCTOR WHOなつぶやき 過去ログ

イギリスのSFドラマ「ドクター・フー」の話題を拾った時につぶやいてます。

Feb_2017

既にご存知の方も多いと思いますが、今年の春に放送される「ドクター・フー」が、12thドクター最後のシリーズとなる事が発表されました。


BBC Newsより拝借

BBCラジオTWOに出演したピーター・カパルディが明らかにしたもので、2017年クリスマス・スペシャルが最後のドクターとなるそうです。

しかし以前から、ピーター自身はドクターを演じるのは3年程度と考えていると言われいたので、個人的には既に第10シリーズがラストだと決め付けていて、マット・スミスの交代時よりはショックが小さいですが、それでもモファットとピーターのフェアウェル&新コンパニオンのお披露目と、今シリーズは色んな気持ちがてんこ盛りになりそうです。

そしてクリス・チブナルが新総合プロデューサーとなる第11シリーズ。既にイギリスでは13thドクター予想で盛り上がってるのかな?なんて思ったら、早速BBCニュースが「 Who could replace Peter Capaldi?(ピーターの次は誰?)」なんて記事を載せていました。そこでトップに名前が挙がっていたのが、この人!


ベン・ウィショー!! / BBC Newsより拝借

ありえないってばぁ!

にわかなベン・ウィショーのファンなので(その経緯はこのページで→)前回のドクター交代時には知らなかったけど、彼はネクスト・ドクター候補として常に名前が挙がる俳優の一人。ベンがどんなドクターを演じるのか興味はありますが、本人は「Qとドクター(という2人のブリティッシュ・アイコン)の両方を演じるなんて有りえない」と既にコメント。おまけに毎年の様に舞台に出演し、とにかく新しい事をやりたがるベン・ウィショーが、何年も同じ役に縛られるドクターの仕事はやらないでしょ?と、にわかファンなりに分析してます。

それではネクスト・ドクターは誰!?BBCニュースが他に挙げていたのはこんな俳優。





他にもドクターが演りたくてしょうがないティム・ロスやアレクサンダー・ブラホスなど、ややBBCの手前味噌的人選ではありますが、自薦他薦いろんな俳優が挙げられていました。

でも、マット・スミスもピーター・カパルディも、どちらも予想外の選出でしたから、ここに名前が出ていない、あっと驚くような俳優が発表になるんでしょうからお楽しみに!

余談ですが・・

2015年公開の映画なので今更ですが、UK映画「God Help The Girl」を観てきました。

愛知県刈谷市に「刈谷日劇」という古い映画館がありまして、幼い頃に父親に手を引かれて通っていたこの映画館が、今ではマニアックな単館系映画を(しかも800円で)見せてくれる映画館となっているのです。


God Help The Girl / オフィシャル・サイトから拝借

そこで上映していたのがこの映画。UKバンド”ベル&セバスチャン”のスチュアート・マードックによる監督・脚本・音楽で、グラスゴーを舞台に3人の男女のひと夏の成長を描いた、60年代ガールズ・ポップのビデオを観ているかのようなポップでキュートでちょっとほろ苦い青春作品。

そこで気弱なメガネ男ジェームスを演じるオリー・アレクサンデル。どっかで見た顔だな・・・と思っていたら、ああっ!そうだっ!Years&Yearsのボーカルだっ!

このページで→新コンパニオンのパール・マッキー&ベン・ウィショー出演のプロモ・ビデオを紹介したUKの大人気バンド、Years&Years。このビデオを観て、ミュージシャンの割には演技がうまいなぁと思っていたら、彼は俳優もやっているそうで、ベン・ウィショーとも映画や舞台で度々共演していたようで、そんな繋がりでベンはこのプロモ・ビデオに出演したんだな、と勝手に納得(ちなみに、このプロモがちょうどベンの「007」出演と重なり、それがYears&Yearsブレイクのキッカケになったらしい?突然、このバンドがイギリスで大人気になったので不思議だったんですよ。)

それでは他の出演者はどうなの?と興味が湧いて調べてみると、おおっ!キャスを演じたハンナ・マリー(写真真ん中)は、マット・スミス主演の「Clone」(邦題「愛を複製する女」)に出演していたんだ!さらにマットとは舞台「That Face」(このページで紹介→)でも共演していて、彼女はマット繋がりなんだな、と、どうでも良い小ネタでした(苦笑)

さらに小ネタをひとつ

20世紀初頭の女性参政権運動を描いたUK映画「未来を花束にして」(原題:Suffragette)も観てきました。無論、目当てはベン・ウィショーですが、主役のモード・ワッツを演じるキャリー・マリガン。可愛いんだけど、どこかオバさんくさいこの顔・・・どこかで観た気が・・・と調べてみたら、ああっ!サリー・スパロウだっ!!そうです!「ドクター・フー」不朽の名エピソード「Blink」(第4エピソード)に登場する女の子を演じたのが、このキャリー・マリガンでした。


彼女がサリー・スパロウですよ in BLINK / BBC

この映画では、ごく普通の労働者階級の女性が、この希望の無い人生を自分の世代で終わらせたいと運動に関わっていく姿を演じ、ヘレナ・ボナム=カーター演じる活動家イーディスのように強い人間とは違い、物静かで弱くて脆くて、それでも命がけで未来を変えようとするモードを素晴らしい演技で見せてくれてます。

ベン・ウィショー演じる夫サニーは、警察に逮捕される妻を支えるどころか家から追い出し、子供と引き離すような非情な男ですが、本当は子供や妻を愛しながら、変化よりもごく普通の生活を望む、普通の男の弱さや脆さが彼ならではの繊細さで表現されてます。ウチのダンナは「普通の男を演じるとベンは天下一品だなぁ!」と絶賛してましたけど、それは褒めてるのか何なのか(苦笑)

ストーリーとしては「もう一息!」感はありますが、参政権運動がこれほど過酷で激しかったという事実がショックで、そして当然だと思っている事が当然ではない社会がどんなものか、それを得る為にどれだけ犠牲を払うことになるのか、女性の問題としてだけではなく、今の世界や日本に生きる私達に教えてくれる作品です。でも・・・運動の指導者バンクハーストはメリル・ストリープでなくても良かったんじゃないの??(あんまり好きじゃないんだよなぁ(苦笑))

最後に、The War Doctorことジョン・ハートが1月25日すい臓癌で永眠されました。77歳でした。Rest in peace


BBC