THE FUTUREHEADS 2011 UK超マイナー夏フェス巡り(番外編)

 
 
 
  
DOG IS DEAD at THE LEXINGTON LONDON 13/JULY/2011(WED)    

イギリスのノッティンガム(NOTTINGHAM)のバンド、ドッグ・イズ・デッド(DOG IS DEAD)はまだシングルを3枚リリースしたばかりのインディーなバンドですが、イギリスの人気TVドラマで彼らの曲が使われて、話題となっているらしいです。

とはいえ、会場のザ・レキシントン(THE LEXINGTON)はまだ最近できたばかりのロンドンのライブハウス。しかもバプの2階という小さな会場なので、そんな程度の「話題」ですけどね(笑)

キングス・クロス駅(KING'S CROSS)とエンジェル駅(ANGEL)のちょうど真ん中にあるザ・レキシントン。1階は地元の若い音楽好きが集まるパブという感じ。そしてライブ会場の2階へ上がる前に手のひらにハンコを押されます。

この日のお客さんの多くは、こんな会場でのライブは初めてみたいな高校生ぐらいの女の子達(と、彼女たちのパパとママ(笑))で、これがTV効果ってヤツですな。

そんな中で最初に出てきたバンドはホット・ホライズンス(HOT HORIZONS)。
う〜ん、あまり印象に残らないインディー・ポップかなぁ。まだまだって感じですね。で、最後に「THANK YOU ! DOG IS DEAD !・・って、ヘンなコト言ってるよね、オレ?!」と苦笑してました。確かにヘンな挨拶になっちゃうよね。「犬が死んだ」なんてバンド名じゃあね。

そして2番目に登場したのが「ビッグ・ディール(BIG DEAL)」。
この時は全然知らないバンドでしたが、実は今、このバンドの方がずっと話題となっています。男女2人組のちょっとけだるいフォーキーな音楽で、ついソファーでウトウトしてしまったのでほとんど見てませんでした。う〜ん、でも好みのバンドじゃないからいいや。

そしてメインのドッグ・イズ・デッドが登場。
するとオープニングからいきなり爽やかなアカペラ!うわお!


DOG IS DEAD

アカペラといってもフューチャーヘッズのような音のガツンとしたアカペラじゃなくて、ハウスマーチンズの「CARAVAN OF LOVE」のようなゴスペル風なコーラス?
でもどこかMUMFORD&SONSっぽさもあるかも?

そんなコーラスをフューチャーしたポップ・ソング。メロティーはちょっとヒネくれっぽいけど、メンバーのルックスも一部を除いて可愛いし(笑)こりゃ、女の子にウケそうなバンドですねぇ。

「ロンドンでの初めてのヘッドライナー・ライブにこんなに大勢の皆が集まってくれてありがとう!初めてロンドンに来た時なんてさぁ〜」
「8人しかお客さんがいなかったんだよ(笑)」
なんてMCも素直で好感度UP。
アルバムが日本でリリースされればすぐにでも夏フェスに呼ばれそうなバンドだね。

ライブも勢いがあって良いバンドでしたよ。久しぶりにイギリスの「可愛い」バンドを観たなぁという気分でした。